Wikipadiaの「脚線美」の項目によれば、美脚には大きく分けて二種類あるらしい。一つはほっそり美脚であり、もう一つがむっちり美脚である。

 前者がディフォルトの美脚であり、女性にとってステイタスとなりえるのはこちら。後者は、主に男性視点による評価で、適度な太さやまろみのある曲線が特長である。Wikipedia内にも書いてあるように、性的嗜好による好みは人それぞれで、どの程度の肉付きを好ましいと感じるかは十人十色だろう。
 ただ、自分のスタイルを気にする女性たちにとって、「むっちりしている」という評価は、決して嬉しいものでない。それを男に対する武器として捉えて、磨き上げるくらいのスタンスである女性は別にして、一般的な妙齢の女性達はスレンダーでファッショナブルでありたいと思うのだ。

 つまり、むっちり美脚の女性にミニスカートを穿かせ、その脚の曲線を余すことなく露出させるのは、羞恥プレイとして成立することになる。肉感的な太もも、女性的な曲線のふくらはぎは、男の視線を釘付けにする。スカートが短ければ短いだけ、その淫靡な視線は数を増し、ねちっこくなるに違いない。

 女は見られることで美しくなるというのは、概ね当たっいると思う。視線そのものが女を美しくするというよりは、見られることで女性自身が自分を磨こうとする効果が大きいのだろう。しかし、前述のように男にとっての美脚と女にとっての美脚は、意味合いがかなり違う。

 男にとって眼福である一方で、女にとっては羞恥プレイであり、自分が望む美脚への有効なステップになるという点で、むっちりした脚の女性には、もっとミニスカを穿いていただきたいものである。