Wikipediaの「露出狂」の項目によれば、この言葉は露出症と同意で「自ら裸体を晒すことを好む性的倒錯者」を指すという。どこからが露出狂に当たるかは、確かに文化的な背景や場所柄によっても異なるに違いないが、性器を周囲に見せつける目的で露出する人は、男女を問わず露出狂という呼び方が相応しいと考えられる。

 自分の裸体または局部を晒すことで快感を得たり、見せた相手が当惑するのを楽しんだりする訳だが、これらは明らかに犯罪である。しかし、それがある種の病気であるとするならば、治療されるべきであるだろう。男性の露出狂に対しては、その定義や治療法が一応は確立しているようだ。
 女性の露出狂については、過剰性欲症(ニンフォマニア)の一つの変形と見る向きもあるが、他人に裸体や性行為を見られるという状況そのものが快楽に繋がるという点においては、マゾヒズムの一形態と捉えることができる。露出行為自体が自発的なものであるか、受動的なものなのかという違いもある。

 ネット上の画像掲示板に野外での女性のヌード写真を投稿するカップルの場合、最初は他の投稿者の写真を見た男性が興味を覚え、女性に依頼したり、半ば強要する形で始まったものが、やがて女性の側もそれが快感になるケースが多いとされる。快感とならないまでも、受容している訳だ。
 
 露出することが快楽であるような女性が露出狂とするならば、そうした露出画像を撮影して投稿する側の男性は「露出させ狂」とでも言えそうだ。その動機は、パートナーの美しさを自慢したい気持ちもあるだろうし、晒し者にしたいという願いもあるだろう。
 
 中には露出画像という形ではなく、ヌードを直接に見て欲しい欲望を抱く場合があり、その際はオフ会という形で集まり、イベントの形で衆人環視の中で露出を行う。露出する側と鑑賞する側の同意があるため、犯罪性はないように感じるが、法的には定かではない。 
 
 因みに、「こっそり露出」は、ある程度の快感を伴うものかもしれない。  ただ、それは自分の淫らさを解放することで得られる悦びなのか、好きな相手の期待に応えられる満足感なのか、その両方であるのかは、女性一人ひとりによって異なるような気がする。